ブログを作ろうとは思うけれどもいざ、何を発信していいのかわからない・・・
何か特技があるでもない自分が価値提供できるのだろうか?
と、不安になりますよね?
そんなモヤっとした感覚を吹き飛ばすアイディアをお伝えします。
この記事を読んで、あなたが既に2種類の付加価値を持っていることを知ってください。
そして『ゼロ』を『イチ』に変えましょう。
流動性知能と結晶性知能
イギリスの心理学者であるレイモンド・キャッテルは『因子分析法』による人格の研究において、人間の知能を『流動性知能』と『結晶性知能』の2種類に分けて定義しました。
この『2つの知能』は『知能テスト』の結果を分析する手段として広く使われており、最近では認知症の診断にも活用されています。
流動性知能
流動性知能とは、初めて経験する問題に遭遇した時に、「どう対処すればよいか?」と考えて行動出来る能力のこと。
思考力、暗記力、集中力、計算力などがあてはまりますが、それらを駆使して独創的なアイディアを生み出す『問題解決能力』ともいえます。
流動性知能は、使わなくなった知能領域に上書きする形で新しい体験を知能として定着させるため、
加齢による加速度的な低下がみられることが特徴です。
ピークは25歳までであり、65歳前後で低下するとされています。
数式や長文読解など、もうすっかり解き方そのものを忘れていますよね?
そのように『使わなければ忘てしまう知識や能力』のことです。
結晶性知能
結晶性知能とは、『言語性の知能』とも呼ばれている
過去の経験が土台になる個人的な能力。
免許や学術など、使い続けていた専門的な知識や、料理などの日常の習慣、どハマりした趣味の手順や方法なども結晶性知能にあたります。
過去に得た経験が知能の土台であるため、
加齢による知識や能力の低下が少ないのが特徴です。
そのため認知症の患者でも結晶性知能が保たれている場合が多いのだそうです。
認知症であっても言語が明瞭であったり、車の運転操作ができてしまうのも、それが結晶性知能として定着しているからです。
中高年が持つ2種類の付加価値
『流動性知能』の領域にある付加価値
あなたが持っている付加価値の一つ目は、
あなたのアウトプットです。
そもそもアウトプットとは、
『学び』という流動性知能の領域で行われたインプットを結晶性知能として定着させるために繰り返して行うべきことなので、
それこそシンプルにあなたが得た『気付き』をそのまま発信するだけで良いのです。
その際、インプット元の意図を自分が取り違えることを気にする必要は全くありません。
付加価値を作り出すにはインプットをただ『横流し』するのでなく、
学びで得た『気付き』そのものを主体にして、堂々と自分の言葉でアウトプットすることが重要です。
一歩前に進むことで同様に学んでいる人達やこれから学ぼうとする人達に対して相対的に付加価値を作り出すことができます。
『結晶星知能』の領域にある『日本一』な付加価値
過去のインプットとアウトプットというのは蓄積された『経験』であり、
文字通りの結晶性知能です。
自分が得意とする事もまた、結晶性知能として自分の骨身に染み付いています。
あなたが持っている付加価値の二つ目は、あなただけのこだわりです。
![](https://defqon0ne.com/wp-content/uploads/2019/10/i_icon_15817_icon_158171_256.png)
とか、
![](https://defqon0ne.com/wp-content/uploads/2019/10/i_icon_15112_icon_151121_64.png)
とか、
![](https://defqon0ne.com/wp-content/uploads/2019/10/i_icon_10641_icon_106411_64.png)
とか、
![](https://defqon0ne.com/wp-content/uploads/2019/10/i_icon_10903_icon_109031_64.png)
とか。
あなたならではのユニークな条件を限定して、『日本一!』を自称します。
・・・いや、まじでそんなのでいいんです。
裏を返せば、そんなニッチな『自称日本一』はそういません。
あなたが先駆けとなる領域はあなた自身が持っているのです。
もっと言えば実際に日本一である必要もありません。
比較のしようがないことですし、『自分が日本一だ!』と勝手に思い込んでのびのびと発信すればいいんです。
何が言いたいのかというと・・・
私たちは『2つの付加価値』を既に持っているということです。
これを理解すれば、
『いったい何を発信すればいいのかわからない・・・』
といったようなことはなくなるはずです。
ちょっと所々、話が難しくなってしまったかもしれませんが、
一番重要なのは
まずは自分の価値を自分で認めることなんです。
そうしない限り、あなたが持ち合わせている『付加価値』が人目に触れることはありません。
家庭菜園であなたが美味しいと思う野菜を育てているだけでは、その価値は誰にも伝わりません。
スーパーの店先に並んでいるからこそ、農薬まみれの野菜ですらそれなりに価値があるのです。
自分の価値を高めることでしかお金は得られないのですから、
まずは土俵に上がることが先決です。
最初は気おくれしてしまいがちですが、土俵に上がるのに初めから横綱である必要は全くないのです。
『何をすればいいかわからない』と悩んでいる時点で、まだ『始まってすらいない』ことを理解してください。
ほんの少しだけ勇気を出して
是非、『ゼロ』を『イチ』に変えてみてください。
お読みいただきましてありがとうございます。