パラレルユニヴァース(並行宇宙)とは
「私たちの生きている宇宙はひとつではなく何パターンもあって並行して存在する」という概念。
選択の連続によって可能性が分岐して存在しているという考え方で、選択されなかった可能性は消滅したのでなく、今いる自分の世界と並行して同じ時間軸上で展開されているというもの。
厳密には同じものではありませんが、理論物理学においても『多世界解釈』としてその存在の可能性について議論されています。
松田豊さんが『パラレルユニヴァース』をYouTubeに例えて、『この概念をどのように自分の人生に役立てるのか』解説してくださいました。
パラレルユニヴァースの構造はYouTubeの関連動画リスト
YouTubeで例えると一つの検索フレーズから、または単一の動画から再生リストに関連動画がリストアップされますね。
メイン画面で見ている動画を今のリアリティある人生だとして、ブラウザの右サイドバー、(スマホ等では動画の下)に表示されている関連動画がパラレルユニヴァースでの自分の人生を反映したものだと見立てて考えます。
メイン動画の中の主役は、その動画の『再生時間の範囲にのみに存在する主役』であり、動画の趣旨に合わせて幸せであり、不幸です。
そして撮影をしている、又はされているその時、その場所(動画の中)からでは『他の関連動画が同時に存在していること』に気がつきようがありません。
動画の中の自分は、その動画の中のその瞬間が全てで、そこからは出られないと思っているはずです。
(それ以前にそんなことすら考えてはいないでしょう。)
しかしYouTubeを閲覧する立場からすると、『メインの動画に対して関連性のある無数の違うパターンの動画が同時に存在していること』がわかります。
これが客観的に自分のパラレルユニヴァースの存在を眺めている状態です。
波動同調の法則
『ドライブレコーダー映像』を選んで再生すると、次の関連動画はドライブレコーダー映像ばかりになります。
その中には高い確率でショッキングな事故の映像が入ってきます。
ポジティブな情報をあえて避けてよりショック度が高そうな事故の関連動画をクリックし続けると、それはそれは見事なまでに一面ドスグロい映像でリストが埋め尽くされてしまいます。
YouTubeは『あなたが見たかったであろう、望んだ通りのドス黒い結果』を提示してくれているのです。
これが『波動同調の法則』のデモンストレーションであり、YouTubeが再生候補リストアップのテクニックとして実際に使っているものです。
もちろん同様にポジティブな情報のみを望んで選んでそこに辿り着くことも可能ですよね。
ただ選択さえすればいいのですから。簡単です。
パラレルユニヴァースへの移行
「自分は幸せである」「自分はもっと幸せになる」という波動を持ち続けていくだけで良いのです。
たとえ現時点でいかに不幸でそれに押し潰されそうであっても。です。
「戦争」というキーワードから血生臭い関連動画をクリックし続けるのではなく、戦場でのいい話にフォーカスした関連動画をクリックし続けるイメージです。
YouTubeで見たい動画を次々選ぶように、自分の見たい現実により近い行動を次々選択するのです。
どんな些細なことであっても選択すべき瞬間を見落とさずに常にポジティブな方を選択するんです。
そこに努力や深い思慮は要りません。単に自分で楽しいと思える方を選ぶのです。
ゆっくりと事態は『望んだ通りに良い方向へ』と動き出し、最終的に大いなる現実として引き寄せられてきます。
これが『波動同調の法則』を用いた、別のより良いパラレルユニヴァースへと人生を切り替える方法です。
他の記事でも申し上げているところではありますが、パラレルユニヴァース論においても結局のところは
より良い選択とより良い思考の積み上げこそが重要なのです。
お読みくださり、ありがとうございます。